12/20(月)配信開始!『贋作マクベス』(広島公演)&『わが星』(沖縄公演)アーカイブ配信
中屋敷法仁作『贋作マクベス』(11/7 in広島)、柴幸男作『わが星』(12/11 in沖縄)、2つのリーディング公演の本番映像をアーカイブ配信します。
【配信期間】2021年12月20日(月)~31日(金)
【料金】1,500円(2作品の映像をセットでご覧いただけます。)
⇒視聴チケット購入はこちら
★演出・俳優インタビュー動画を配信中!日本劇作家協会中国支部公式YouTubeチャンネルでご覧ください。
(終演しました)
2021年11月7日(日)15時 @ゲバントホール
戯曲リーディング2021 〜街を元気に 演劇を元気に in広島
『贋作マクベス』
作:中屋敷法仁(柿喰う客) 演出:亀尾佳宏(劇団一級河川)
※当日券あります。
※整理券の配布はありません。開場(14:30)後、受付にて当日料金をご精算の上、ご入場ください。(お席は前売・当日共に全席自由となっております。)
中屋敷法仁氏が高校時代に書き下ろした『贋作マクベス』は、シェークスピア『マクベス』で大会に挑む、とある高校演劇部の青春劇です。
この作品を新型コロナによる制約の中で、演劇の自由さや表現することの楽しさ、喜び、そして豊かさを「大人たちが真剣に楽しんで創る高校演劇」を通じて、多くの方々にお伝えできればと思っております。
▼『贋作マクベス』の戯曲は、日本劇作家協会の戯曲デジタルアーカイブにて公開されています。
▼丸尾聡氏ゲスト出演・アフタートーク情報
神奈川を拠点に活躍中の劇作家・俳優・シナリオライターの丸尾聡氏をゲストに迎え、演出の亀尾氏、日本劇作家協会中国支部長の藤井友紀を交えてのアフタートークを、終演後に開催します。
【トークゲスト】
○丸尾聡(劇作家・俳優・シナリオライター。“世の中と演劇するオフィスプロジェクトM”代表。日本劇作家協会員)
○亀尾佳宏(劇作家・演出家・俳優。劇団一級河川主宰。日本劇作家協会員。『贋作マクベス』演出)
○藤井友紀(劇作家・演出家、日本劇作家協会中国支部長、舞台芸術制作室無色透明)
【司会】
岩﨑きえ(舞台芸術制作室無色透明)
★丸尾聡(まるお・さとし)
1964年生まれ。長野県長野市出身。神奈川県川崎市在住。
玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒業。劇作家・演出家・俳優・シナリオライター。“世の中と演劇するオフィスプロジェクトM”代表。
『 INAMURA走れ』で日本劇作家協会新人戯曲賞優秀賞。NHKオーディオドラマ『残置物処理班』でABU賞など。丸尾脚色のNHK青春アドベンチャー『オリガ・モリソヴナの反語法』は、2016年ラジオドラマ人気投票で、2位を獲得。
また各地で、俳優のためのWS、戯曲・シナリオ講座の講師を務める。
多くのリーディングでコーディネーター、キャスティングも担当。
日本劇作家協会会員 /‘02〜‘05年、同協会理事 / 同協会企画事業部、教育部委員 日本劇作家大会‘96盛岡大会副委員長 / 日本劇作家大会‘99北海道大会 運営委員会副委員長。日本演出者協会会員。
▼中屋敷法仁氏×亀尾佳宏氏・オンライン対談
『贋作マクベス』作者の中屋敷法仁氏とリーディング演出の亀尾佳宏氏によるオンライン対談動画を公開しています。
<オンライン対談について>
『贋作マクベス』の作者・中屋敷法仁氏と、今回演出を担当される亀尾佳宏氏は、この作品のキーワードでもある「高校演劇」というフィールドで浅からぬご縁があるお二人です。
2003年に鯖江市で行われた高校演劇の全国大会。
中屋敷氏は東北地区代表の三本木高校演劇部員として「贋作マクベス」を上演し、同じ大会に亀尾氏は、中国地区代表校の演劇部顧問として出場されていました。最優秀創作脚本賞を受賞した『贋作マクベス』は亀尾氏にとって忘れられない作品となったこと、一方で中屋敷氏は、亀尾氏が自校の演劇部に執筆された『ぽっくりさん』という作品がとても印象深く「こんな作品が書きたいんだよ」と部員に漏らしたという思い出があることなど、互いに忘れられない出会いとなったそうです。
残念ながらスケジュールの関係で中屋敷さんご本人に上演を観ていただくことはできませんが、18年の時を経て、再び同じ作品で繋がる事となったことについて対談をお願いしたところ、快く承諾を頂き、実現に至りました。
全国大会での出会いや、『贋作マクベス』誕生の経緯、今回のリーディングにあたっての所感や意気込み、アドバイスなど、盛りだくさんの30分の対談となりました。
▼公演情報
【日時】
2021年11月7日(日)15:00開演
(受付開始・開場は開演の30分前)
(上演時間:約60分)
【会場】
ゲバントホール(広島県広島市中区本川町2-1-13 和光パレス21 5F)
⇒会場への行き方(ゲバントホールHP)
【料金】
一般 1,500円(当日2,000円)
高校生以下 500円(当日 1,000円)
《オンライン予約》
https://quartet-online.net/ticket/makubesu2021(カルテット・オンライン)
《メール予約》
(お名前・電話番号・券種・枚数を明記し、送信してください。)
【出演】
井田真裕、尾山咲乃(グンジョーブタイ)、小林冴季子(グンジョーブタイ、舞台芸術制作室無色透明)、長澤拓真(グンジョーブタイ、舞台芸術制作室無色透明)、春風日和子(Unit Jun-Na)、松陰未羽(グンジョーブタイ)
【スタッフ】
照明:村上哲也(株式会社フルライトユニオンコーポレーション)
音響:深川優樹(株式会社サウンドカンパニー)
舞台監督:岩﨑きえ
制作:一般社団法人舞台芸術制作室無色透明
当日受付スタッフ:石橋磨季、川村祥太
広島運営委員:藤井友紀、岩﨑きえ、武田宜裕、山田めい、はまの省蔵、坂田光平
【お問い合わせ】
日本劇作家協会 中国支部
[TEL]090-3372-9444
[mail]gekisakka.chuugoku@gmail.com
新型コロナの影響で、本格的な演劇公演を興すことが困難な状況が続く中で、「台本を持って」「俳優の声で」観客に届ける「リーディング」は、新型コロナによって稽古が制限される中でも、創意工夫によって戯曲の面白さを届けることができると考えました。
今回リーディングを行う戯曲は、東京の人気劇団「柿喰う客」の主宰・中屋敷法仁氏が、高校時代に書き下ろした『贋作マクベス』。高校の演劇部を舞台に、ウィリアム・シェークスピアの四大悲劇の一つ『マクベス』の上演をめぐって、原作どおりに上演したい生徒とアドリブを入れたい生徒の思惑が交錯し、見たこともない『マクベス』が生まれていく過程をギャグやモノマネ満載で描き、高校演劇コンクールの最優秀創作脚本賞を受賞しました。
新型コロナによる制約の中で、演劇の自由さや表現することの楽しさ、喜び、そして豊かさを、「大人たちが真剣に楽しんで創る高校演劇」を通じて、多くの人に伝えたいと思っています。
【作者】中屋敷 法仁(なかやしき・のりひと)
高校在学中に発表した『贋作マクベス』にて、第49回全国高等学校演劇大会・最優秀創作脚本賞を受賞。青山学院大学在学中に「柿喰う客」を旗揚げ、2006年に劇団化。旗揚げ以降、全ての作品の作・演出を手がける。
劇団公演では、本公演のほかに“こどもと観る演劇プロジェクト”や女優のみによるシェイクスピアの上演企画“女体シェイクスピア”なども手がける一方、近年では外部プロデュース作品も多数演出。
⇒中屋敷 法仁 – GORCH BROTHERS (gorch-brothers.jp)
【演出】亀尾 佳宏(かめお・よしひろ)【劇団一級河川】
島根県の高校教諭として、演劇部の顧問も務めつつ、雲南市あるチェリヴァホールを拠点に市民劇を創作。日本演出者協会「若手演出家コンクール2014」優秀賞受賞。作品は現代劇から時代劇、二人芝居から50人を超える芝居までと幅広い。
短編演劇のコンペティション「中国ブロック劇王決定戦」(広島県広島市)で二年連続優勝。中国地区代表として出場した「劇王ⅩⅠアジア大会」(2017、愛知県長久手市)で決勝3位。「第三回かもめ短編演劇祭」(2018、神奈川県横浜市)でも高評価を得るなど、全国のフィールドで活躍中。